「電車で読んだらあかんやつ④」リリース


「電車で読んだらあかんやつ④」が無事リリースされました。
今回は、連作ショートショート形式で全ての世界観を統一してあります。
コメディという不条理を真面目に描くために、世界観から構築してみました。
大変でしたが、良い感じに混沌とした作品になったと思います。
テーマは「香り」です。
ちょうど、キンモクセイの香りが町中に漂っている時期なので、香りと記憶の関係を考えてみました。
お楽しみいただければ幸いです。

電車で読んだらあかんやつ②あとがき


電車で読んだらあかんやつ②のあとがきを書きました。

あとがきを書くと思うのですが、え?そんなこと考えながら書いてたっけと自分で不思議に思います。

読み返したらそういう話だったてこと多いですね。

ほんと、物語は神様からの贈り物なんだなと、しみじみ思います。

没ネタ置き場


メニューに新しく「霊廟」を作りました。

毎回、没ネタが5,6本生まれてしまうので、それらを供養するために公開しています。

小説を書いていると、時に混沌と化してしまうことが多々あります。

しかし、それらは混沌故に、断片的、抽象的ではありますが、少なからず私自身と他の作品群に影響を与えているのです。

それは、雑貨屋で買ってしまった使い道のわからないモノを見つめて考える

「なんでこんなん買ったんやろ?」という感覚に近いかもしれません。

しかし、そういうモノを買ってしまった過去の自分、そういうモノが良いと思った瞬間が

確かに、そこにはあるのです。

そういった、断片を認め、記憶し、反すうすることが、小説を書く上で、血肉となっていることは紛れもない事実なのです。

人生も小説も「結果論」その連続性と言えるのではないでしょうか。

つまり、「やっちまったもんはしょうがねぇ、でもここからどうするかがおもろいんやんけ」

という考えこそ、人生を豊かにする一つの方法論と言えるのです。